FC2ブログ
麻雀~麻将~Mahjong
高見沢治幸(麻将連合)です。 マージャンに関することを書いていきます。 よろしくお願いします。


プロフィール

宇宙流

Author:宇宙流
1979年 最高位戦Bリーグ入り、麻雀プロとなる。
1997年 麻将連合結成とともに参加。
1998年 中麻(国際公式ルール)を覚える。
麻将連合、日本健康麻将協会、日本麻将体育協会の一員として活動しています。

麻将とは賭けないマージャンのことです。



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



カテゴリー



月別アーカイブ



オセロ Flashリバーシ



FC2カウンター



リンク

ホームページのダウンロード時間測定ツール powerd by ダウンロードTIMER
ダウンロード時間を測定したいウェブページのURLを入力してください:


* 測定までに数秒~30秒程度はかかります。送信ボタンを連打しないでください。
* 基本的にご自分のウェブページのダウンロード時間測定にご利用ください。

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



フリーエリア



ブログ内検索



フリーエリア



RSSフィード



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


1997-06 古書解題 第6回「麻雀闘牌法」織田収・天野大三著
第6回『麻雀闘牌法』織田収・天野大三著
 初版(337頁)昭和5年9月。東京神田・朝日書房発行。1円50銭。
「麻雀闘牌法」カバー 織田収・天野大三著

「麻雀闘牌法」織田収・天野大三著


 〔著者紹介〕織田収(33歳)は日本麻雀連盟中央委員。別名、小田秋。上海で麻雀を覚え、大正12年春帰国。

 天野大三(26歳)は連盟四段。昭和27年、報知ルールの制定に携わり、リーチ役を推進。その後、日本牌棋院を設立。新役考案・古役復活の鬼となる。

 大隈秀夫著『立直一代』(1983年1月・竹書房)は天野大三伝ですが、織田収からの聞き書きのなかには本書にまつわる話も出てきます。

 本書は4部構成になっています。競技編が95ページ、規定編が60ページ、実戦編その1が103ページ、その2が78ページです。

【1】競技編の写真を見ると、捨て牌は乱雑になっていて「浮屍牌」(フシーパイ)と書き込みがしてあります。

 ところが、実戦編その2の「正しい発牌の仕方」という項目では、左から右へ順序よく捨てろと書いてあり、第1打牌から第4打牌までの位置を図示しています。

 フリテン規制や放銃一家包が成文ルールに登場する前夜でした。

【2】また前記の写真には、これからツモる山は「底牌」と書いてあるので、最後の牌を海底牌と呼ぶのが自然なことも分かります。

【3】本書の特徴としては、まず連盟のルールに則していることが挙げられます。第2部の規定編で昭和5年ルールの逐条解説をしています。

 そしてもう一点は、それまでの麻雀本よりページ数が多いことです。箱入りの立派な製本であることも付け加えておきます。

【4】日本初の統一ルールと言えるのは、前年の昭和4年ルールで、この昭和5年ルールはそれを改訂したものです。「訂」の字にふさわしく、用語にフリガナを付けました。

 ルール自体は整合性に欠け、紹介する価値はありません。会議制の欠点が出ていて、当時を代表する適切なルールとは思えません。例えば河底撈魚が採用されたのはこの年だけでした。

 わたしは、風雪に耐えたルールこそが競技的であると考えます。その意味で、連盟が昭和37年ルールを改訂しないでいることがうれしいし、段位を雀力の現れとして素直に評価できるのです。

【注】連盟は2002~03年、ルール変更。連底を切り上げ制に変更した。

 例.22符0翻(役なし最低点)の場合。
  02年まで 22を四捨六入して20。子なら80点、親120点の収入。
  現在   22を切り上げて30。子なら120点、親180点の収入。

 02年までは22符と24符のみ最低収入だったので、二十二(アルシーアル)と呼ぶにふさわしかったが、22符も30符も同じでは「名が体を表す」とは言えない。

【5】実戦編の内容は、5月号で紹介した林茂光著『麻雀競技法とその秘訣』に非常に似通っていて、文末を「です」「ます」の敬体に変えただけです。林が翌10月に発刊した雑誌『麻雀』の編集を天野が担当するなど3人は親しかったので、内容が似ていても何の不思議もありません。

 この時代に文章化された戦術は2通りに分けられます。一つは中国の麻雀格言を翻訳したもの、もう一つは各牌の使い勝手を数値で表したものです。

【6】発牌の定石

 《7)二万・五万・八万の時
 兵牌(ピンパイ=手持ちの牌。手牌とも言う)中に二万・五万・八万の3つの単張ありとすれば、一万、九万の牌が河中に半ば以上屍牌(シーパイ=河に出て不要として顧みられなくなった牌)となっていない限り、まず中張牌の中央であるべき五万から発牌して差し支えありません。

 二万または八万から発牌してしまうと、数牌との連絡価値が7張しかない。五万から発牌すると他の数牌との連絡価値がまだ8張は残っています。

 そして五万を真っ先に発牌しておくことは、二五八の法則によって、二万、八万はほぼ安全性を持ってくることになります。》

【7】競技者の態度

 《1)顔色
闘牌中、牌回りが良いと喜色満面、反対に悪ければ暗澹たる相貌に変わり、不意に悪牌をつかむと狼狽の色を表してきます。
 かかる人は、たとえ技量はあってもまだ麻雀技の上達者とは言えません。》
──────────────────────────────────

 以下、執筆当時の覚え書き。

 本書は天野が校正を担当し、2か月後に出た『麻雀競技法とその秘訣・増訂版』より22ページも多くしています。

◆日本初の統一ルールと言えるのが前年の昭和4年ルールですが、毎年のように変更がありました。昭和5年ルールで改定された点をいくつか挙げます。

 九種倒牌を第1ツモ時に限るとしました。
 立直(現在のダブリー、昭和4年度、5年度だけ採用)後の暗カンはできないとしました。

 河底撈魚が、新たに(結果的にはこの年度だけ)採用されました。
 人和が採用される。

 四槓子は消滅。

◆本書が大冊になっているのは、天野の麻雀人としてのランクを跳ね上げるため、企図したものと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スポンサーサイト


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック



まとめ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。